
焼物をつくる
焼物をつくるときは、土または石を砕き、粉にして練り固め、または”ろくろ”にかけたり、 手でひねったりして、思うままの形につくります。 そして日陰で乾かし、竈に入れて焼きます。 これを素焼きといいます。茶碗、土瓶、皿などは、この素焼きにさまざまの模様を描いてうわぐすりをかけて ふたたび焼いたものなのです。塗物をつくる
また塗物は、多くは木を組み、または繰った上に漆をぬって作ります。 漆は木の皮に傷をつけ、流れ出てくる汁を取って作ったものです。塗物の中には蒔絵をしているものもあります。蒔絵とは漆を塗った上に金粉、銀粉などでさまざまな模様を 描いたものです。