尋常小学校の教科書より:星空の笑い話3つ

雨の穴

子どもが空一面の星を見て、
「ああ、わかった。あの光るところが、雨の降る穴だ。」

星の数

ある晩、弟が庭に出て
「一つ、二つ」と数えていました。
兄が
「おまえ、何を数えているのだ?」
と、尋ねますと
「星を数えています。」
「こんな暗い晩に数えないで、昼に数えるがよい。」

星とり

「おい、長い竿を振り回して、何をしているのだ?」
「星を二つ三つ、はたき落とそうとしているのだ。」
「ばかなことを言う。そんなところで届くものか。屋根へ上がってはたけ。」

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